2026年の第102回箱根駅伝で、関東学生連合の1区を走った筑波大学の川﨑颯さん。公式記録には残らないものの、従来の区間記録を上回るタイムで走り、注目を集めました。大学の強豪選手と互角に渡り合う姿を見て、どのような学生時代を過ごしてきたのか気になった人も多いのではないでしょうか。
特に知りたいのは、川崎颯さんの高校がどこなのか、いつから陸上で活躍していたのかという点ですよね。川崎颯さんの高校時代の成績に加え、出身中学や筑波大学を選んだ理由も気になるところです。
そこで当記事では、川崎颯さんの高校での陸上実績をはじめ、中学時代の歩み、筑波大学への進学理由、箱根駅伝での成長について紹介します。
- 川崎颯の出身高校と陸上成績
- 出身中学と中学時代の記録
- 筑波大学への進学理由
- 箱根駅伝での活躍と今後の進路
川崎颯の出身高校は東海大学付属大阪仰星高等学校
川崎颯さんの出身高校は、大阪府枚方市にある東海大学付属大阪仰星高等学校です。高校の公式サイトでも第38期卒業生として紹介されており、2023年に筑波大学へ進学したことが確認できます。
高校では陸上競技部に所属し、5000mや駅伝に取り組んでいました。まずは学校と当時の競技成績を見ていきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 高校名 | 東海大学付属大阪仰星高等学校 |
| 所在地 | 大阪府枚方市 |
| 所属部活動 | 陸上競技部 |
| 主な競技種目 | 5000m・駅伝など |
| 卒業年 | 2023年 |
| 進学先 | 筑波大学体育専門学群 |
(出典:東海大学付属大阪仰星高等学校)
高校時代の陸上成績と5000mの自己ベスト
川崎颯さんは東海大仰星高校で長距離種目に取り組み、高校1年生のうちに5000mで14分台に到達しました。2020年8月には17分18秒98を記録していますが、その後も練習とレースを重ね、最終的な高校時代の自己ベストは14分49秒46となっています。
ただし、高校1年生で大きくタイムを伸ばした後は、思うように記録を更新できない時期もありました。筑波大学の箱根駅伝プロジェクトでも、入学時の紹介文で高校1年次に14分台を出した後の伸び悩みに触れています。順調に記録を更新し続けた選手ではなかったのですね。
また、川崎颯さんはトラックだけでなく高校駅伝にも出場しています。2021年の大阪府高校駅伝では3区を25分44秒で走り、区間7位でした。高校時代に積み重ねた5000mのスピードと駅伝での経験が、その後の筑波大学での長距離競技につながっていったと考えられます。
| 時期・大会 | 種目 | 記録・成績 |
|---|---|---|
| 2020年8月 | 5000m | 17分18秒98 |
| 高校1年次 | 5000m | 14分台を記録 |
| 2021年大阪府高校駅伝 | 3区 | 25分44秒・区間7位 |
| 高校時代の自己ベスト | 5000m | 14分49秒46 |
高校時代は全国大会に出場していた?
結論からいうと、川崎颯さんは高校時代にインターハイや全国高校駅伝の本大会へ出場した選手ではありません。筑波大学陸上競技部に掲載された本人の文章でも、中学・高校の6年間を通じて大阪大会から先へ進めず、全国大会や近畿大会は目標のまま終わったと振り返っています。
箱根駅伝の1区でトップクラスの走りを見せた選手だけに、高校でも全国の強豪と競い合っていたと思う人はいるかもしれません。しかし、川崎颯さんが大学に入るまで全国の舞台を経験していなかった点は、競技経歴の大きな特徴です。高校の記録だけでは、将来の飛躍を簡単に予想できなかったでしょう。
高校時代に大切にしていたのは、勝利や記録だけを追うのではなく、陸上競技を楽しむという考え方でした。それでも箱根駅伝への憧れは強く、競技を自分が納得できる形で続けるために進学先を選びました。全国大会で目立たなかった高校生が、大学で力を伸ばした経緯も興味深いですね。
川崎颯の中学は枚方市立長尾西中学校
川崎颯さんの出身中学は、大阪府枚方市にある枚方市立長尾西中学校です。中学校から本格的に陸上競技を始め、主に中長距離種目に取り組んでいました。
中学時代の3000m自己ベストは9分07秒13で、大阪府内の大会にも出場しています。ただし、全国大会への出場経験はなく、競技で思うような結果を残せなかった時期もあったようです。
中学時代は800mで全国大会に出場していた?
川崎颯さんは大阪府枚方市立長尾西中学校の出身で、中学から本格的に陸上競技を始めています。本人のブログによると、中学時代は大阪大会から上の大会へ進むことができませんでした。そのため、800mで全日本中学校陸上競技選手権大会に出場したという情報は、本人の説明と一致しません。
中学生の段階で全国大会に出場した選手だと思うと、箱根駅伝での活躍まで一直線に成長してきたように見えますよね。しかし、川崎颯さん自身は全国大会も近畿大会も憧れの舞台だったと説明しています。中学校では熱心に練習していたそうですが、思い描いた結果には届かなかったようです。
小学生の頃には地域の駅伝大会に関わった経験もあり、走る競技との接点は早くからありました。中学校で陸上に本格的に取り組み、全国の舞台には届かなかった経験が、競技を続ける歩みにつながっています。全国大会への出場歴と、競技経験の豊かさは分けて考えたいですね。
3000mでも好記録を残していた
川崎颯さんの中学時代の3000m自己ベストは、9分07秒13です。2019年の大阪中学校陸上選手権では、男子3000m決勝で9分33秒96を記録し、9位に入っています。大会で出した記録と自己ベストは異なるため、数字を見比べるときには注意したいところです。
中学の3000mで9分台を走っていたことから、川崎颯さんには高校に進む前から長距離競技の土台があったといえます。一方で、大阪府内の大会には速い選手も多く、記録を持っているだけで全国大会へ進めるわけではありません。競技を続けるなかで、思うような順位が取れないこともあったのでしょう。
川崎颯さんは東海大仰星高校に進学し、5000mや高校駅伝へと挑戦の場を広げました。中学時代の3000mの経験は、大学でハーフマラソンや箱根駅伝を走る選手になるまでの出発点の一つです。記録を年代順に見ると、成長の過程がより分かりやすくなりますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身中学校 | 枚方市立長尾西中学校 |
| 所在地 | 大阪府枚方市 |
| 3000m自己ベスト | 9分07秒13 |
| 2019年大阪中学校陸上選手権 | 3000m・9分33秒96(9位) |
| 全国大会出場 | 本人の振り返りでは出場なし |
川崎颯が筑波大学に進学した理由は箱根駅伝への憧れ
川崎颯さんが筑波大学に進学した大きな理由は、箱根駅伝に出場するという夢を叶えるためでした。
高校時代は理系の進路を考えていましたが、大学でも陸上競技を続けたいという思いから、高校3年生の春に志望先を変更しています。進路選択にまつわるエピソードを詳しく見ていきましょう。
理工学群から体育専門学群へ志望変更
川崎颯さんが筑波大学を目指した理由は、学問への関心に加えて、箱根駅伝に挑戦したいという思いが強くなったからです。高校ではもともと理系の進路を考えており、筑波大学の理工学群・社会工学類を志望していました。街づくりに関わる分野に興味を持っていたという経緯もあります。
ところが、高校3年生の初めに体育専門学群へ志望を変更しました。川崎颯さん本人は、納得できる形で陸上競技を終えたいと考えたことが決断の理由だったと説明しています。箱根駅伝への憧れを、進路を変えるほど大切にしていたのですね。
進学先を決める時点では、高校の5000m自己ベストは14分台で、全国大会の実績もありませんでした。それでも国立大学で勉強と陸上を続ける道を選んだ点に、川崎颯さんらしさが表れていると感じます。高校名だけでなく進学理由を知ると、箱根駅伝での活躍も違った印象で見られます。
高校3年生で進路を決断し筑波大学に現役合格
川崎颯さんは高校3年生の春に進路を変更した後、大学入学共通テストと二次試験を経て、筑波大学体育専門学群に現役合格しました。2023年4月に入学し、陸上競技部男子長距離ブロックで競技を続けています。箱根駅伝という目標に向けて、自ら進学の道を切り開いたわけですね。
本人のブログによると、高校時代は朝8時頃に起きて学校へ向かう生活でしたが、大学では朝5時15分起床、朝練習、授業、午後の練習という毎日に変わりました。競技に打ち込むためには、生活そのものを大きく変える必要があったようです。
大学1年生では目立った成績を残せなかったものの、2年生では関東インカレへの出場を果たしました。最初から強豪選手だったわけではなく、大学で少しずつ経験を積んだのですね。高校の進路変更が2026年の箱根駅伝出走につながったと考えると、努力の積み重ねを感じます。
(出典:筑波大学陸上競技部)
川崎颯は箱根駅伝1区で区間新記録相当の走り
川崎颯さんは2026年1月2日に開催された第102回箱根駅伝で、関東学生連合の1区を走りました。
従来の区間記録を上回る1時間00分38秒でフィニッシュし、区間3位相当という好成績を残しています。関東学生連合はオープン参加のため公式記録にはなりませんが、全国の陸上ファンから注目される走りとなりました。
1時間00分38秒で幻の区間新記録を樹立
川崎颯さんは2026年1月2日の第102回箱根駅伝で、関東学生連合の1区21.3kmを1時間00分38秒で走りました。順位は3位相当で、従来の1区区間記録より2秒速いタイムです。筑波大学も、川崎颯さんの走りを公式サイトで紹介しています。
ただし、関東学生連合はオープン参加のため、川崎颯さんのタイムは箱根駅伝の正式な区間記録には認定されません。そのため、報道では幻の区間新記録とも呼ばれています。公式記録に残らないという点と、従来の記録を上回ったという事実は、区別して覚えておきたいですね。
しかも、川崎颯さんは高校時代にインターハイへ出場した実績がなく、筑波大学でも当初は思うような結果を残せませんでした。大きな舞台で記録を伸ばした姿は、大学での成長を象徴する走りといえるでしょう。翌年の箱根駅伝では大学として本戦に出場したいという思いも、本人は示しています。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 大会 | 第102回箱根駅伝 |
| 開催日 | 2026年1月2日 |
| 所属チーム | 関東学生連合 |
| 担当区間 | 1区(21.3km) |
| 走破タイム | 1時間00分38秒 |
| 順位 | 区間3位相当 |
| 記録の扱い | 従来の区間記録を2秒上回る参考記録 |
先頭争いを演じた驚きのレース展開
川崎颯さんの箱根駅伝1区で印象的だったのは、先頭集団の変化を冷静に見ながら、自分からレースを動かしたことです。序盤は速いペースで飛び出した選手をすぐには追わず、後続の集団で走りました。8kmを過ぎて集団がまとまると、前方でペースを作る場面もありました。
中盤には東洋大学の松井海斗さんが先行しましたが、川崎颯さんは15km過ぎから追走し、16km過ぎには先頭に立っています。六郷橋付近では沿道にいた家族の声援にも反応しました。長い距離を走るなかでも周囲の状況をつかみ、判断しながらレースを進めていたことが分かります。
終盤は國學院大學の青木瑠郁さんが抜け出し、川崎颯さんは優勝した選手から10秒差でフィニッシュしました。区間3位相当という結果だけでなく、途中で先頭に立つ積極的な走りも注目された理由です。高校時代には全国大会と縁がなかった選手の飛躍には、驚きがありますね。
川崎颯の陸上成績と筑波大学での急成長
川崎颯さんは筑波大学に入学してから、5000mや10000m、ハーフマラソンで記録を伸ばしてきました。
特に大学3年生となった2025年には箱根駅伝予選会で大きくタイムを短縮し、全国の学生ランナーと競い合う実力を示しています。大学での成長を、予選会の結果と自己ベスト記録から確認していきましょう。
箱根駅伝予選会での成績と飛躍の理由
川崎颯さんの大きな転機となったのは、2025年10月の箱根駅伝予選会です。1時間02分20秒で走り、個人19位、日本人選手の中では10位に入りました。前年度の2024年は1時間07分01秒で個人173位だったため、わずか1年で4分41秒もの短縮を果たしたことになります。
2023年の予選会も1時間04分34秒、個人173位で、大学入学後すぐに結果が出たわけではありませんでした。2025年は日本人の先頭集団から積極的に飛び出すなど、レース内容にも変化が見られました。タイムだけでなく、走り方にも自信が表れていたのかもしれません。
川崎颯さんは成長の理由について、先輩との練習に加え、食事や睡眠など基本的な生活を見直したことを挙げています。特定の練習だけで急に強くなったというより、日々の積み重ねが結果につながったようです。箱根駅伝の本番で見せた走りも、予選会での前進の延長にあったのでしょう。
| 開催年 | タイム | 個人順位 |
|---|---|---|
| 2023年 | 1時間04分34秒 | 173位 |
| 2024年 | 1時間07分01秒 | 173位 |
| 2025年 | 1時間02分20秒 | 19位 |
5000mと10000mの自己ベスト記録
川崎颯さんはトラックでも自己ベストを更新し、5000mでは13分42秒99、10000mでは28分15秒69を記録しています。5000mの記録は2025年11月の日体大長距離競技会で出した筑波大学記録です。高校時代の5000m自己ベスト14分49秒46から大幅にタイムを縮めました。
10000mの28分15秒69は、2026年4月24日の日本インカレで記録したものです。川崎颯さんは4位に入賞し、筑波大学記録も更新しました。強豪と競り合った成績からも、大学での実力向上が伝わってきます。
さらに、ハーフマラソンの自己ベストは1時間00分53秒で、1500mでも3分45秒40を記録しています。短めのトラック種目から20kmを超えるロードまで対応できることが、川崎颯さんの強みの一つといえそうです。自己記録を一覧にすると、スピードと持久力の両方を伸ばしてきた歩みが見えてきます。
| 種目 | 自己ベスト | 主な記録情報 |
|---|---|---|
| 1500m | 3分45秒40 | 大学公式プロフィール記載 |
| 5000m | 13分42秒99 | 2025年11月・筑波大学記録 |
| 10000m | 28分15秒69 | 2026年4月24日・日本インカレ4位 |
| ハーフマラソン | 1時間00分53秒 | 2026年2月・日本学生ハーフマラソン |
川崎颯の大学卒業後の進路は実業団?
川崎颯さんは2026年度に筑波大学4年生となり、大学卒業後の進路にも関心が集まっています。
箱根駅伝で従来の区間記録を上回る走りを見せただけに、今後は実業団で競技を続けるのか気になるところですよね。現時点で確認できる進路情報と、競技継続の可能性について整理します。
卒業後の進路に関する発表は?
川崎颯さんは2026年度、筑波大学体育専門学群の4年生です。通常の修業年限であれば、大学卒業は2027年3月にあたります。箱根駅伝での活躍を見て、卒業後は実業団に進むのか、競技を続けるのか気になっている人もいるでしょう。
ただし、2026年10月16日時点で、川崎颯さんの就職先や実業団チームへの加入を示す公式発表は確認できませんでした。大学での競技成績が優れていても、具体的な進路を本人や所属先が明かすまでは、決定事項として紹介することはできません。
川崎颯さんは筑波大学で駅伝主将を務め、チームとして箱根駅伝本戦出場を目指す姿勢を示しています。卒業後の所属先を予想する前に、まずは大学最終学年でのレースや本人の発信に注目したいですね。新たな発表があれば、確定した内容を基に確認するのがよさそうです。
実業団入りや競技継続の可能性
川崎颯さんには、大学卒業後も陸上競技を続け、実業団で走る可能性があります。5000mで13分台、10000mで28分台の記録を持ち、箱根駅伝の1区でも速いペースに対応しました。実業団で競技を続ける選択肢が話題になるのは自然なことですね。
一方で、記録が速いからといって、実業団入りがすでに決まっているわけではありません。一般企業への就職や別の形で競技を続ける道も考えられます。川崎颯さん自身の希望や大学卒業後の計画について、現時点で断定できる材料はありません。
高校時代には理工学群も志望していた川崎颯さんですが、箱根駅伝に挑戦するために体育専門学群へ進みました。自分が納得できる形で競技に向き合いたいという思いは、今後の進路を考えるうえでも大切な手がかりになりそうです。どのような選択をするのか、公式発表を見守りたいですね。
川崎颯とサッカー選手の川﨑颯太は別人
「川崎颯」で検索すると、サッカー選手の川﨑颯太さんが表示されることもあります。しかし、筑波大学の陸上選手である川崎颯さんとは別人です。名前が似ていても、競技種目も出身地も異なるため、プロフィールを調べる際は区別しておきましょう。
川﨑颯太さんは山梨県出身のサッカー選手で、京都サンガF.C.などでプレーし、2026年3月にはドイツの1.FSVマインツ05への完全移籍が発表されました。一方、川崎颯さんは大阪府出身で、東海大仰星高校から筑波大学へ進んだ長距離ランナーです。
| 項目 | 川崎颯 | 川﨑颯太 |
|---|---|---|
| 読み方 | かわさき そう | かわさき そうた |
| 競技 | 陸上競技 | サッカー |
| 出身地 | 大阪府 | 山梨県 |
| 生年月日 | 2004年12月20日 | 2001年7月30日 |
| 主な所属 | 筑波大学 | 1.FSVマインツ05 |
| 主な経歴 | 箱根駅伝1区出走 | 京都サンガF.C.で活躍 |
高校名や箱根駅伝の結果を知りたい場合は、陸上選手の川崎颯さんについての情報を確認する必要があります。検索結果に京都サンガやマインツの話題が出てきても、陸上の経歴と混同しないようにしたいですね。
川崎颯の高校や大学での経歴まとめ
当記事では、川崎颯さんの高校や中学時代の成績、筑波大学への進学理由、箱根駅伝での活躍について紹介しました。川崎颯さんの出身高校は東海大学付属大阪仰星高等学校で、高校時代の5000m自己ベストは14分49秒46です。
中学は枚方市立長尾西中学校で、3000mの自己ベストは9分07秒13でした。高校3年生の春には、箱根駅伝への思いから筑波大学の志望先を理工学群・社会工学類から体育専門学群へ変更し、現役合格しています。
大学では大きく成長し、2026年の箱根駅伝1区を1時間00分38秒で走って区間新記録相当のタイムを残しました。卒業後の進路は正式発表を確認する必要があり、サッカー選手の川﨑颯太さんとは別人です。高校から努力を積み重ねてきた川崎颯さんの今後の挑戦にも注目ですね。


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