女子レスリングで世界の頂点に立ち、今後の活躍にも注目が集まっている清岡もえさん。清岡もえさんの大学はどこなのか、どのような環境でレスリングの実力を伸ばしたのか気になっている方も多いですよね。
清岡もえさんの大学は群馬県にある育英大学で、教育学部教育学科のスポーツ教育専攻に在籍していました。大学時代には年代別の世界大会だけでなく、シニアの世界選手権でも優勝するなど大きく飛躍しています。
また、育英大学を選んだ理由や、世界女王へ成長した背景にある練習環境についても気になるところです。そこで当記事では、清岡もえさんの大学を中心に、高校や兄弟、家族についても詳しく紹介していきます。
- 清岡もえさんの大学と学部・専攻
- 育英大学へ進学した理由
- 大学時代に世界女王へ成長した背景
- 清岡もえさんの高校や兄弟・家族
清岡もえの大学は育英大学
清岡もえさんの大学は、群馬県高崎市にある育英大学です。教育学部教育学科のスポーツ教育専攻で学びながらレスリング部に所属し、競技に打ち込んでいました。育英大学には世界トップレベルを目指せる指導環境が整っており、清岡もえさんが大学時代に大きく飛躍した背景の一つと考えられます。
育英大学ではスポーツ教育を専攻
清岡もえさんは2022年に育英大学へ進学し、教育学部教育学科のスポーツ教育専攻で学んでいました。競技だけに専念するのではなく、スポーツや教育について学びながらレスリングに取り組める環境を選んでいます。
育英大学は、清岡もえさんが競技力を高めながら大学生活を送るうえで重要な場所となりました。大学について本人は、先生や事務職員がフレンドリーで、悩みを相談しやすい雰囲気があることを魅力として挙げています。
トップレベルで競技を続ける選手にとって、練習内容だけでなく精神的に安心できる環境も大切ですよね。清岡もえさんの場合、周囲とコミュニケーションを取りやすい育英大学の環境も、競技へ集中するための支えになっていたと考えられます。
2026年には育英大学を卒業し、社会人選手としてALSOKに所属しています。大学で学んだ4年間は、清岡もえさんが世界トップクラスのレスラーへ成長する重要な期間となりました。
育英大学へ進学した理由はレスリング
清岡もえさんが育英大学へ進学した大きな理由は、レスリングでした。大学の案内では、入学理由について「レスリングをするため」と語っており、競技環境を重視して進学先を選んだことがわかります。
育英大学には、世界レベルを目指す選手が競技に集中できる環境が整っています。清岡もえさんと同じ大学では、パリオリンピック金メダリストの桜井つぐみ選手や元木咲良選手など、世界の舞台で活躍するレスラーも練習を積んできました。
毎日の練習で世界トップレベルの選手と切磋琢磨できることは、技術面だけでなく試合に向き合う意識を高めるうえでも大きな刺激になったはずです。高校卒業後に競技力をさらに伸ばしたい清岡もえさんにとって、育英大学は目標に合った進学先だったといえるでしょう。
大学での環境については、育英大学の公式サイトでもレスリング部の国際大会での活躍が紹介されています。(出典:育英大学)
柳川美麿監督の指導と科学的な練習環境
清岡もえさんの大学時代の成長を語るうえで欠かせないのが、育英大学レスリング部を率いる柳川美麿監督の指導です。柳川監督は精神論だけに頼る練習ではなく、練習の質と量を重視した合理的な指導を行っています。
育英大学では、選手一人ひとりの目標達成を重視するアスリートファーストの考え方が取り入れられています。勝つことだけを一方的に求めるのではなく、それぞれの選手が掲げる目標を達成できるように支える姿勢が特徴です。
さらに、栄養士やフィジカルトレーナー、理学療法士など専門家によるサポートも受けられる環境があり、身体づくりやコンディショニングを多方面から考えられる体制が整えられています。
清岡もえさんは高校時代までに高い基礎技術を身につけていましたが、育英大学で科学的なトレーニングや世界レベルの仲間との練習を経験したことで、シニアでも勝てる選手へ成長していったと考えられます。
在学中にシニア世界選手権で初優勝
清岡もえさんは育英大学への進学後、国際大会で次々と結果を残しています。2022年8月にはU20世界選手権55kg級で優勝し、同年のU23世界選手権でも頂点に立ちました。大学1年目から世界を舞台に実力を証明していたことになります。
最大の飛躍となったのが、2024年10月にアルバニアで行われたシニア世界選手権55kg級での優勝です。清岡もえさんはシニア世界選手権に初出場し、決勝では中国の選手を10対0のテクニカルフォールで破って世界女王となりました。
年代別の世界大会で優勝していたとはいえ、シニアの世界選手権でも初出場で頂点に立ったことから、大学時代に競技力が大きく伸びたことがわかります。
高校までに培った技術に加え、育英大学での科学的な練習環境や世界トップレベルの仲間との切磋琢磨が重なり、清岡もえさんの強さにつながったのでしょう。清岡もえさんの大学生活は、世界女王へ飛躍する大きな転機だったといえます。
清岡もえの大学進学前の高校は高知南高校
清岡もえさんの出身高校は、高知県立高知南高等学校です。現在は高知県立高知国際高等学校となっています。清岡もえさんは高校時代から国内外の大会で優勝を重ねており、育英大学へ進学する前から世界で戦える実力を身につけていました。
高校時代に世界カデット選手権で優勝
清岡もえさんは、高知県立高知南高等学校へ進学した高校1年生の2019年に、世界カデット選手権49kg級で優勝しています。大学へ進学してから急に頭角を現したのではなく、高校時代にはすでに世代別の世界大会で頂点に立っていた選手です。
高校1年生で世界大会を制していることからも、清岡もえさんが早い段階から国際舞台で通用する実力を備えていたことがわかります。中学3年生だった2018年には、全国中学生選手権や全国中学選抜選手権、U15アジア選手権でも優勝していました。
高校では、それまでに身につけた技術をさらに磨きながら国内外の大会を経験し、世界トップレベルを目指す土台を築いていったのでしょう。高校卒業後に清岡もえさんが大学として育英大学を選んだことも、さらに高いレベルでレスリングに取り組みたいという思いの表れだったと考えられます。
5歳から高知レスリングクラブで実力を磨いた
清岡もえさんがレスリングを始めたのは5歳の頃です。2歳年上の兄・清岡幸大郎さんの影響を受け、高知レスリングクラブに入ったことが競技人生のスタートとなりました。幼い頃から兄と同じ競技に取り組んでいたのですね。
高知レスリングクラブは、清岡もえさんの強さの原点といえる場所です。同クラブからは兄の清岡幸大郎さんだけでなく、パリオリンピック金メダリストの桜井つぐみ選手も育っており、世界で活躍する選手を輩出しています。
清岡もえさんは小学生の頃から全国大会で上位に入り、中学生になると全国大会やアジア大会で優勝するまでに成長しました。高校、大学と環境は変わっていきましたが、幼少期に高知で身につけた基礎技術や競技への向き合い方が、その後の活躍につながったと考えられます。
清岡もえの大学時代も刺激を与えた兄弟は兄・幸大郎
清岡もえさんの兄弟は、2歳年上の兄・清岡幸大郎さんです。兄もレスリング選手として世界の頂点に立っており、2024年のパリオリンピック男子フリースタイル65kg級で金メダルを獲得しました。兄妹で互いに刺激を受けながら成長してきた関係です。
兄・清岡幸大郎はパリ五輪の金メダリスト
清岡もえさんの兄・清岡幸大郎さんは、2001年4月12日生まれのレスリング選手です。日本体育大学で競技を続け、2024年に開催されたパリオリンピックでは男子フリースタイル65kg級の日本代表として出場しました。
清岡幸大郎さんはノーシードから勝ち上がり、パリオリンピックで金メダルを獲得しています。妹の清岡もえさんがレスリングを始めたきっかけも兄の存在だったため、兄は競技人生のスタートから大きな影響を与えてきた人物です。
清岡もえさん自身も育英大学で世界トップレベルへ成長しており、兄妹そろって日本代表クラスのレスラーになりました。同じ競技だからこそ、試合結果だけでなく技術面や精神面について理解し合える部分も多いのでしょう。
兄妹がそれぞれ世界の舞台で結果を残していることから、清岡もえさんの兄弟について注目が集まるのも納得ですね。
2024年に兄妹そろって世界一を達成
清岡兄妹にとって2024年は特別な一年となりました。8月に兄の清岡幸大郎さんがパリオリンピックで金メダルを獲得し、その約2か月後には妹の清岡もえさんがシニア世界選手権55kg級で初優勝しています。
兄妹が同じ年にそれぞれ世界一となったことで、清岡幸大郎さんと清岡もえさんは「世界一の兄妹」として大きな注目を集めました。清岡もえさんは育英大学在学中で、シニア世界選手権への初出場で金メダルを手にしています。
兄がオリンピックの頂点に立った直後に妹も世界選手権を制したという流れは、清岡兄妹の高い競技力を象徴する出来事です。幼少期から同じレスリングに取り組んできた兄妹が、それぞれ別の環境で成長し、世界一という同じ場所にたどり着いたことになります。
兄妹で刺激し合う関係が競技の原動力に
清岡もえさんと兄・清岡幸大郎さんの関係は、単に仲の良い兄妹というだけではありません。清岡幸大郎さんは、妹が「清岡幸大郎の妹」と見られることをプレッシャーに感じながらも、その状況を発奮材料にしていたのではないかと語っています。
一方で清岡幸大郎さん自身も、妹の活躍から刺激を受けて競技へのモチベーションを高めていることを明かしています。兄が一方的に妹を引っ張るのではなく、成長した妹から兄も刺激を受ける関係へと変化しているのですね。
清岡もえさんは育英大学で世界女王となり、兄と同じく世界トップクラスの選手へ成長しました。互いの悔しい敗戦や成長過程を理解できる兄妹だからこそ、高いレベルで励まし合えるのでしょう。
兄妹で競い合いながらも相手の成長を認める関係性は、清岡もえさんのレスリング人生を支える一つの原動力になっていると考えられます。
清岡もえの家族構成は父・母・兄との4人家族
清岡もえさんの家族構成は、父・義雅さん、母・えりかさん、兄・幸大郎さん、清岡もえさんの4人家族です。レスリング経験のない両親も幼少期から兄妹の挑戦を支えており、家族の存在は清岡もえさんが世界で戦ううえで大きな支えとなってきました。
父・義雅はレスリングから離れた時間も大切にしていた
清岡もえさんの父・義雅さんは税関職員として働いており、自身にレスリングの競技経験はありませんでした。そのため技術面へ細かく口を出すのではなく、子供たちがのびのびと競技に取り組めるよう見守っていた父親だったとされています。
休日には家族で釣りへ出かけるなど、レスリングから離れてリラックスできる時間も大切にしていました。競技一色になりがちなトップアスリートの生活の中で、家庭では普通の親子として過ごせる環境を作っていたのですね。
しかし2022年12月、義雅さんは心筋梗塞により48歳で亡くなりました。清岡もえさんが育英大学1年生だった時期であり、家族にとって突然の大きな出来事でした。
その後も清岡兄妹は世界の舞台へ挑戦し続けています。兄の清岡幸大郎さんがパリオリンピック優勝後に墓前へ金メダル獲得を報告したエピソードからも、父の存在が兄妹の心の中で大きな支えになっていることが伝わります。
母・えりかは幼少期から競技生活をサポート
清岡もえさんの母・えりかさんは、兄妹が幼い頃からレスリングに集中できるよう生活面を支えてきました。遠征の送迎をはじめ、競技を続ける子供たちを長年そばで見守ってきた存在です。
兄妹が世界レベルの選手になるまで競技を続けられた背景には、母・えりかさんの献身的なサポートもありました。大会へ出場する選手本人だけでなく、遠征や日常生活を支える家族の存在もトップアスリートには欠かせません。
2024年には兄・清岡幸大郎さんのパリオリンピック出場権が懸かった大会へ向かう途中、経由地のドバイで豪雨により足止めされる出来事もありました。清岡幸大郎さんは後に、母が悪い運を吸い取ってくれたという趣旨の言葉で感謝を示しています。
清岡もえさんが高校から大学、そして世界の舞台へ進んでいく中でも、母・えりかさんは変わらず家族を支えてきたのでしょう。
家族の支えを力に世界の舞台へ
清岡もえさんの活躍には、兄だけでなく両親や祖父を含めた家族の応援があります。高知県に暮らす祖父は、孫たちの活躍をまとめた動画を作って友人に見せるなど、清岡兄妹の挑戦を楽しみにしていることが伝えられています。
清岡もえさんにとって家族は、競技成績だけを求める存在ではなく、世界の舞台へ挑戦し続ける精神的な支えになってきたと考えられます。父との突然の別れを経験した後も、母や兄をはじめとする家族が互いに支え合ってきました。
育英大学在学中にはシニア世界選手権を制し、卒業後はALSOKに所属して競技を続けています。日本レスリング協会の選手紹介でも清岡もえさんの競技歴やプロフィールを確認できます。(出典:日本レスリング協会)
清岡もえさんが世界の頂点で結果を残せた背景には、大学の充実した競技環境だけでなく、幼少期から変わらず応援を続けてきた家族の存在も大きかったのでしょう。
清岡もえの大学や高校・兄弟・家族まとめ
当記事では、清岡もえさんの大学や高校、兄弟、家族について紹介しました。清岡もえさんの大学は群馬県の育英大学で、教育学部教育学科のスポーツ教育専攻に在籍し、科学的なトレーニング環境の中で競技力を高めました。
高校は高知県立高知南高等学校で、高校1年生の頃には世界カデット選手権で優勝しています。兄弟はパリオリンピック金メダリストの清岡幸大郎さんで、2024年には兄妹そろって世界一を達成しました。
家族は父・母・兄・清岡もえさんの4人家族で、幼少期から両親の支えを受けながらレスリングを続けてきました。育英大学卒業後はALSOKに所属して競技を継続しており、今後さらに世界の舞台でどのような活躍を見せるのか注目ですね。


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