女子78kg級で国内外の大会に出場している柔道選手の杉村美寿希さん。活躍の幅が広がる中で、杉村美寿希さんの高校はどこなのか、どのような学生時代を過ごしてきたのか気になる方も多いのではないでしょうか。
杉村美寿希さんの高校は滋賀県の比叡山高校で、高校3年生のときにはインターハイで日本一に輝いています。高校卒業後は東海大学へ進学し、大学1年生から学生3冠を達成するなど活躍しました。
また、杉村美寿希さんが柔道を始めたきっかけには家族である兄の存在も関係しています。そこで当記事では、杉村美寿希さんの高校や大学、家族、プロフィールとこれまでの経歴について紹介していきます。
- 杉村美寿希さんの高校と高校時代の実績
- 杉村美寿希さんが進学した大学と主な成績
- 杉村美寿希さんの家族と柔道を始めたきっかけ
- 杉村美寿希さんのプロフィールとこれまでの経歴
杉村美寿希の高校は比叡山高校
杉村美寿希さんの高校は、滋賀県にある延暦寺学園比叡山高校です。中学生の頃から全国大会で活躍していた杉村美寿希さんは、さらに強くなれる環境を求めて奈良県から滋賀県へ進学しました。
比叡山高校では全国屈指ともいえる厳しいトレーニングを経験し、高校3年生だった2021年にインターハイ女子78kg級で優勝しています。
比叡山高校を選んだ理由
杉村美寿希さんが比叡山高校への進学を決めたのは、中学生の頃に同校の練習へ参加した経験がきっかけでした。全国レベルの選手が集まる環境を実際に体験し、さらに上を目指せる場所だと感じたそうです。
杉村美寿希さんは「ここで頑張れば日本一になれる」と考え、地元の奈良県を離れて比叡山高校へ進学しました。すでに中学校時代から全国大会で好成績を残していましたが、現状に満足せず、より厳しい環境を選んだことが分かります。
比叡山高校では当時の奥村淳二監督から柔道だけでなく、日常生活の姿勢についても学びました。掃除を通して小さな変化に気づく大切さを教えられるなど、競技力だけではない人間教育も受けています。
日本一を目指せる環境を自ら選んだ決断が、その後のインターハイ優勝につながる大きな一歩になったといえそうですね。
厳しい朝練で体力と精神力を鍛えた
比叡山高校での生活を語るうえで欠かせないのが、早朝から行われる厳しいトレーニングです。朝6時40分頃から約1時間、ランニングや石段を使ったメニューなどに取り組んでいました。
高校1年生の頃は朝練についていくことができず、杉村美寿希さん自身も想像以上に厳しかったと振り返っています。それでも毎日の練習を続け、徐々に高いレベルのトレーニングへ対応できる体力を身につけました。
約3kmのランニングに続き、100段ほどある石段でのおんぶや手押し車、石段ダッシュなどを実施。さらに道場へ戻ってからロープ登りや腕立て伏せといった補強運動にも取り組んでいたそうです。
高校時代に培った豊富なスタミナと粘り強さは、長時間の試合でも最後まで攻め続ける現在の柔道につながっていると考えられます。
高校3年でインターハイ日本一を達成
杉村美寿希さんは高校1年生だった2019年、インターハイ女子78kg級で3位に入りました。全国3位という立派な成績でしたが、本人が目指していたのはあくまでも日本一で、結果には満足していませんでした。
高校2年生だった2020年は新型コロナウイルスの影響でインターハイが中止となり、日本一に挑戦する機会そのものを失います。それでも気持ちを切り替え、翌年の優勝を目標にトレーニングを継続しました。
高校3年生となった2021年には、長野県で開催されたインターハイ女子78kg級で念願の優勝を果たしています。序盤から得意の大内刈りなどで一本勝ちを重ね、全国の強豪を次々と破りました。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 高校1年 | 2019年インターハイ女子78kg級で3位 |
| 高校2年 | 2020年インターハイが新型コロナウイルスの影響で中止 |
| 高校3年 | 2021年インターハイ女子78kg級で優勝 |
準決勝が延長戦となり、決勝まで十分な休息を取れない状況でも最後まで戦い抜きました。決勝では大内刈りで一本を奪っており、比叡山高校で鍛えた体力と精神力が発揮された全国制覇だったといえますね。
杉村美寿希の大学は東海大学
杉村美寿希さんは比叡山高校を卒業後、2022年に東海大学へ進学しました。大学では高校時代までの経験に加え、技を基礎から繰り返し練習することで柔道をさらに磨いています。
大学1年生から学生柔道界で結果を残し、2年生では国際大会や講道館杯でも優勝。4年生では女子柔道部の主将を務めました。
東海大学で柔道を基礎から見直した
杉村美寿希さんが東海大学へ進学した背景には、自分の柔道を基礎から磨き直したいという考えがありました。高校時代は実戦形式の練習を中心に強さを身につけましたが、大学では技の反復練習にも時間をかけています。
特に課題として考えていたのが、手足が長く体格の大きな選手にどのように勝つかという点でした。女子78kg級で戦う杉村美寿希さんにとって、自分よりリーチのある選手への対応力を高めることは重要なテーマだったようです。
大学進学後は、ただ練習量を増やすだけではなく、相手に勝つために必要なことを自分自身で考えながら稽古するようになりました。その成果は、学生大会だけではなくシニアの全国大会や国際大会にも表れています。
高校で培った体力と精神力に東海大学で磨いた技術や戦術が加わり、杉村美寿希さんの柔道がさらに進化したといえるでしょう。
大学1年で学生3冠を達成
杉村美寿希さんは東海大学へ入学した2022年、1年生ながら学生柔道界で圧倒的な結果を残しました。全日本学生柔道体重別選手権大会など主要3大会を制し、学生3冠を達成しています。
高校3年生でインターハイ日本一になった翌年に、大学でも3つの全国タイトルを獲得したことになります。環境が大きく変わった大学1年目から結果を出している点からも、高い適応力がうかがえますね。
大学2年生だった2023年にはFISUワールドユニバーシティゲームズ女子78kg級で金メダルを獲得し、個人戦ではオール一本勝ち。団体戦でも日本の優勝に貢献しました。
| 時期 | 主な実績 |
|---|---|
| 大学1年・2022年 | 全日本学生柔道体重別選手権大会 優勝 |
| 大学1年・2022年 | 全日本学生柔道優勝大会 優勝 |
| 大学1年・2022年 | 全日本学生柔道体重別団体優勝大会 優勝 |
| 大学2年・2023年 | FISUワールドユニバーシティゲームズ個人戦 優勝 |
| 大学2年・2023年 | 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 優勝 |
同年には講道館杯も制しており、大学生だけの大会にとどまらずシニアの全国大会でも優勝。東海大学進学後、国内外へ一気に活躍の舞台を広げていきました。
大学4年では女子柔道部の主将に就任
大学4年生となった2025年度には、杉村美寿希さんが東海大学女子柔道部の主将を務めました。個人で勝つこととは異なり、多くの部員をまとめながらチームを同じ方向へ導く難しさに直面した1年間だったようです。
最初の全国大会となった全日本学生優勝大会では3位となり、チームを優勝へ導けなかったことで心が折れそうになる場面もあったと振り返っています。それでも主将として責任を持ち、チームを引っ張り続けました。
大学最後の全日本学生体重別団体優勝大会では全4試合に出場。決勝では自分より上の階級で実績を残していた選手から技ありを奪うなど、主将として最後まで存在感を示しています。
チームは準優勝でしたが、競技力だけでなく周囲を見ながら行動する経験を積めたことは、大学4年間で得た大きな財産だったのではないでしょうか。
杉村美寿希の家族は?兄の影響で柔道を開始
杉村美寿希さんの家族について詳しい情報は多く公表されていませんが、兄がいることは明らかになっています。そして杉村美寿希さんが柔道を始めるきっかけとなったのも兄でした。
杉村美寿希さんは5歳の頃から地元・奈良県橿原市の柔道クラブに通い、現在につながる競技人生をスタートさせています。
兄の影響を受けて5歳から柔道を始めた
杉村美寿希さんが柔道を始めたのは5歳の頃です。兄が柔道を習っていたことに影響を受け、杉村美寿希さんも奈良県橿原市にある橿原市柔道クラブへ通い始めました。
現在まで続く杉村美寿希さんの柔道人生の原点には、家族である兄の存在があったということですね。道場では幼い頃から男子選手や年上の選手とも稽古をする機会があり、自分より力の強い相手にも積極的に向かっていきました。
体格差のある相手と日常的に練習した経験から、負けん気や競争心も自然と身についていったようです。女子78kg級では体格の大きな選手と対戦する機会も多いため、幼少期の経験も現在の強みに結びついているのかもしれません。
兄に影響されて始めた柔道が、中学、高校、大学、実業団と続き、国際大会へ挑戦するまでになったことを考えると印象的なエピソードですね。
父親や母親など詳しい家族構成は公表されていない
杉村美寿希さんの父親や母親については、名前や職業など詳しいプロフィールは公表されていません。確認できる家族のエピソードは、兄が柔道をしており、その影響で杉村美寿希さんも競技を始めたという内容が中心です。
そのため、父親や母親について根拠のない職業や経歴を推測して断定することはできません。杉村美寿希さん自身も試合や柔道に関する発言が中心で、家族のプライベートについて詳しく発信しているわけではないようです。
一方で、中学校卒業後には地元の奈良県を離れて滋賀県の比叡山高校へ進学しています。10代で親元を離れて全国トップを目指す決断をしたことから、家族からの理解や支えがあった可能性は考えられますね。
今後、本人や所属先などから家族に関する新しい情報が公表された場合には、公式な発信を確認するのが確実でしょう。
杉村美寿希のプロフィールや経歴
杉村美寿希さんは2003年11月20日生まれ、奈良県橿原市出身の柔道選手です。身長163cmで女子78kg級を主戦場とし、内股や大内刈りを得意としています。
広陵中学校、比叡山高校、東海大学を経て、2026年からはパーク24に所属。学生時代から国内外の主要大会で実績を積み重ねています。
年齢や身長・出身地など基本プロフィール
杉村美寿希さんの基本プロフィールをまとめると、2003年11月20日生まれで、2026年10月現在は22歳です。出身地は奈良県橿原市で、幼少期から地元の柔道クラブで競技を続けてきました。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 杉村美寿希さん |
| 読み方 | すぎむら みずき |
| 生年月日 | 2003年11月20日 |
| 年齢 | 22歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 奈良県橿原市 |
| 身長 | 163cm |
| 階級 | 女子78kg級 |
| 段位 | 四段 |
| 組み手 | 左組み |
| 得意技 | 内股・大内刈り |
| 所属 | パーク24 |
女子78kg級では身長163cmと比較的小柄ですが、スピードを生かして相手の懐へ入り込む柔道を得意としています。高校時代の厳しいトレーニングで培ったスタミナも杉村美寿希さんの大きな武器です。
プロフィールや主要大会の戦績については、全日本柔道連盟でも確認できます。(出典:全日本柔道連盟)
高校や大学で全国タイトルを獲得し、現在は社会人として国際大会にも挑戦しているため、女子78kg級で今後さらに注目される選手の一人といえそうです。
中学校から現在までの経歴
杉村美寿希さんは奈良県の広陵中学校へ進学し、中学2年生だった2017年に全国中学校柔道大会の団体戦で優勝しました。中学3年生では同大会の個人戦70kg超級で3位に入り、早くから全国レベルの実力を示しています。
中学校卒業後は比叡山高校、東海大学と柔道の強豪校へ進み、2026年4月からは実業団のパーク24に所属しています。進学や所属の変化とともに、競技の舞台も全国大会から国際大会へ広がってきました。
| 時期 | 所属・経歴 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 中学校 | 広陵中学校 | 全国中学校柔道大会で団体優勝、個人3位 |
| 高校 | 比叡山高校 | 2021年インターハイ女子78kg級優勝 |
| 大学 | 東海大学 | 学生3冠、国際大会優勝、講道館杯優勝 |
| 2026年4月~ | パーク24 | 実業団選手として国内外の大会に出場 |
学校名と主要実績を時系列で見ると、杉村美寿希さんが中学生の頃から各年代で全国トップクラスの成績を残していることが分かります。
高校で日本一を経験し、大学では学生大会からシニア大会、国際大会へとステップアップしており、着実に競技レベルを高めてきた経歴ですね。
現在はパーク24に所属し国際舞台へ
杉村美寿希さんは2026年3月に東海大学を卒業し、同年4月からパーク24に所属しています。社会人としてスタートした直後には、全日本選抜柔道体重別選手権大会の女子78kg級で初優勝を果たしました。
学生から実業団へ環境が変わってすぐに国内主要大会を制したことで、杉村美寿希さんは社会人でも存在感を示しています。2026年には愛知・名古屋で行われるアジア競技大会の日本代表にも選出されました。
さらに2026年6月のグランプリ・青島では決勝まで勝ち進み、銀メダルを獲得。海外選手との試合経験も着実に積み重ねています。
杉村美寿希さんの出身地である橿原市からも、国際舞台でのさらなる活躍に期待が寄せられています。(出典:橿原市)高校、大学で積み重ねてきた経験を生かし、世界の舞台でどこまで飛躍するのか注目ですね。
杉村美寿希の高校や大学・家族・プロフィールまとめ
当記事では、杉村美寿希さんの高校や大学、家族、プロフィールとこれまでの経歴について紹介しました。杉村美寿希さんの高校は滋賀県の比叡山高校で、厳しい朝練を乗り越え、高校3年生だった2021年にインターハイ女子78kg級で日本一に輝いています。
高校卒業後は東海大学へ進学し、大学1年生で学生3冠を達成。国際大会や講道館杯でも優勝し、4年生では女子柔道部の主将も経験しました。家族では兄が柔道をしており、杉村美寿希さんも兄の影響を受けて5歳から柔道を始めています。
現在はパーク24に所属し、国内大会だけでなく国際舞台でも活躍しています。比叡山高校、東海大学で培った体力や技術を武器に、杉村美寿希さんが今後さらに飛躍していく姿にも注目したいですね。


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