スピードクライミング日本代表として活躍する藤野柊斗選手。世界ユース選手権で優勝するなど若くして結果を残しているため、藤野柊斗選手がどこの学校で競技を続けてきたのか気になる人も多いですよね。
特に藤野柊斗の高校については、「千葉商科大学付属高校」と「幕張総合高校」という2つの学校名が見つかるため、どちらが本当の出身校なのか迷ってしまうかもしれません。また、藤野柊斗選手が現在通っている大学についても気になるところです。
そこで当記事では、藤野柊斗の高校や大学を中心に、中学からの学歴やスピードクライミングの実績、驚異的な身体能力について紹介していきます。
- 藤野柊斗の高校はどこなのか
- 幕張総合高校の名前が出てくる理由
- 藤野柊斗の大学や学生生活
- スピードクライミングでの主な実績や身体能力
藤野柊斗の高校は千葉商科大学付属高校
藤野柊斗選手の出身高校は、千葉県市川市にある千葉商科大学付属高等学校です。
高校時代にはワンダーフォーゲル部に所属しながらスピードクライミングに取り組み、国内外の大会で実績を積み重ねました。
藤野柊斗の高校を調べると幕張総合高校という情報も見つかりますが、在籍していた学校と競技の練習拠点を分けて考えると違いがわかりやすいです。(出典:JOC)
幕張総合高校と混同される理由
藤野柊斗の高校として幕張総合高校の名前が出てくる理由は、藤野柊斗選手が競技練習のために同校の施設を利用していることが関係しています。在籍していた高校が幕張総合高校だったという意味ではありません。
スピードクライミングでは、高さ15メートルの国際規格に対応した専用ウォールを使って練習する必要があります。しかし、公式規格のスピードウォールを備えた施設は国内でも限られており、選手が自由に練習場所を選べるわけではありません。
千葉県立幕張総合高校にはスピードクライミングの練習環境が整っており、藤野柊斗選手は高校時代から競技力を高める拠点として利用してきました。そのためプロフィールなどで幕張総合高校の名前が登場し、藤野柊斗の高校と混同された可能性があります。

つまり、学籍を置いていたのは千葉商科大学付属高等学校で、世界を目指すための練習拠点の一つが幕張総合高校だったという違いですね。
高校時代はワンダーフォーゲル部で国内トップへ
藤野柊斗選手は千葉商科大学付属高等学校でワンダーフォーゲル部に所属しながら、スピードクライミングの競技力を伸ばしていきました。
高校時代にはすでに同年代の国内トップクラスとして頭角を現しています。
2021年3月に行われた第1回スピードユース日本選手権では、ユースA男子で優勝。さらに2022年8月の世界ユース選手権ではジュニア男子スピードに出場し、決勝で5.85秒を記録して金メダルを獲得しました。
世界ユース選手権のスピード種目で日本勢が優勝するのは大会史上初の快挙でした。藤野柊斗選手は高校生の段階で国内だけでなく、世界を相手に結果を残していたことになります。
藤野柊斗の高校生活は、学校での活動と専門的なスピードクライミングの練習を両立しながら、世界トップレベルへ近づいていった重要な時期だったといえますね。
藤野柊斗の大学は東洋大学
藤野柊斗選手は千葉商科大学付属高等学校を卒業後、東洋大学へ進学しています。
大学生となってからもスピードクライミングを続けており、学業と世界レベルの競技活動を両立する学生アスリートとして成長を続けています。
特に大学在学中の2025年にはスピードジャパンカップで初優勝を果たすなど、高校卒業後も着実に競技力を高めています。(出典:JMSCA)
学業と競技を両立するデュアルキャリア
藤野柊斗選手は東洋大学に在籍しながら、日本代表クラスのスピードクライマーとして国内外の大会に挑戦しています。大学生活とトップアスリートとしての活動を同時に続けるデュアルキャリアを実践している点も特徴です。
スピードクライミングでは、通常の練習だけでなく国際大会への遠征や身体のケアなども欠かせません。藤野柊斗選手の場合、限られた練習環境の中で専門的なトレーニングを積みながら、大学での学業にも取り組んでいます。
さらに藤野柊斗選手は、大学卒業後から2028年のロサンゼルスオリンピックまでの期間について、企業で働きながら競技を続ける方法も模索していると語っています。



競技だけに集中するのではなく、卒業後の働き方まで考えながらオリンピックを目指している点からも、将来を見据えて活動していることがわかりますね。
大学在学中にスピードジャパンカップで初優勝
藤野柊斗選手は大学進学後、シニアカテゴリーでも大きな結果を残しています。2025年2月に行われたスピードジャパンカップ2025では、決勝で自己ベストとなる5.18秒を記録し、シニアのスピードジャパンカップで初優勝を果たしました。
高校時代の藤野柊斗選手は、世界ユース選手権で金メダルを獲得するなどユース世代のトップとして活躍していました。一方、大学進学後は世界各国の強豪選手と競うシニアカテゴリーが主戦場となり、求められるレベルもさらに高くなっています。
その中で国内最高峰の大会を制したことは、藤野柊斗選手がユース時代の実績だけにとどまらず、シニアでも日本トップクラスへ成長したことを示す結果といえます。東洋大学で学びながら競技を続けた期間は、藤野柊斗選手にとって大きな飛躍の時期となっています。
藤野柊斗の中学から大学までの学歴
藤野柊斗選手の学歴を順番に整理すると、中学校は松戸市立新松戸南中学校、高校は千葉商科大学付属高等学校、大学は東洋大学です。藤野柊斗の高校として幕張総合高校が挙がることがありますが、学歴として整理すると違いがわかりやすいですね。
| 区分 | 学校名 |
|---|---|
| 中学校 | 松戸市立新松戸南中学校 |
| 高校 | 千葉商科大学付属高等学校 |
| 大学 | 東洋大学 |
| 主な練習拠点 | 千葉県立幕張総合高校のスピードウォール |
出身中学は松戸市立新松戸南中学校
藤野柊斗選手の出身中学校は、松戸市立新松戸南中学校です。藤野柊斗選手は2004年11月28日生まれの千葉県出身で、中学生になる以前の10歳ごろからクライミングに取り組んでいました。
藤野柊斗選手が本格的にスピード種目へ取り組み始めたのは14歳ごろです。スピードクライミングは同じ規格の壁をいかに速く登るかを競うため、一般的なクライミングとは異なり、ルートを覚えて動作を繰り返し磨くことが重要になります。
藤野柊斗選手は中学生の時期から専門的なトレーニングを重ね、高校進学後には全国大会で結果を残せる選手へ成長しました。藤野柊斗の高校時代の活躍だけを見ると突然才能が開花したようにも感じますが、その土台は中学生までの継続的な練習によって築かれていたと考えられますね。
10歳でクライミングを始めたきっかけ
藤野柊斗選手がクライミングを始めたのは2014年、10歳のころです。きっかけとなったのは公園での木登りで、もともと高い場所へ登ることや身体を使って動くことが好きだったことから、クライミングの世界へ進んでいきました。
藤野柊斗選手は14歳ごろからスピードクライミングへ本格的に取り組み、専門的な練習を開始しています。その後、短期間で国内ユーストップクラスまで成長し、2021年にはスピードユース日本選手権のユースA男子で優勝しました。
さらに翌2022年には世界ユース選手権で金メダルを獲得しています。藤野柊斗選手は幼少期から一貫してスピード競技だけを続けていたわけではなく、クライミングとの出会いから数年を経て自分に適した種目へ進んだことになります。得意分野を見つけて専門性を高めたことが、その後の飛躍につながったのでしょう。
藤野柊斗のスピードクライミング実績
藤野柊斗選手は藤野柊斗の高校時代から世界大会で結果を残し、大学進学後にはシニアの国内トップへ成長しました。特に世界ユース選手権優勝と5秒を切るタイムは、藤野柊斗選手の競技人生を語る上で重要な実績です。
世界ユース選手権で日本勢初の金メダル
藤野柊斗選手の高校時代を代表する実績が、2022年8月にアメリカ・ダラスで開催された世界ユース選手権での優勝です。ジュニア男子スピードに出場した藤野柊斗選手は予選を12位で通過し、上位16人による決勝トーナメントへ進みました。
決勝ではウクライナの選手と対戦し、藤野柊斗選手は5.85秒を記録して相手の5.94秒を上回り、金メダルを獲得しています。その差はわずか0.09秒でした。
世界ユース選手権のスピード種目で日本選手が優勝したのは大会史上初の快挙です。当時まだ高校生だった藤野柊斗選手が世界の頂点に立ったことで、日本のスピードクライミング界でも大きな注目を集めました。藤野柊斗の高校時代は、国内トップから世界トップへと一気に駆け上がった時期だったといえます。
4.99秒を記録して5秒の壁を突破
藤野柊斗選手はシニアへ進んだ後もタイムを縮め続け、2026年の母恵夢カップ第6回スピードスターズ選手権大会では4.99秒を記録して優勝しました。日本人男子にとって大きな壁となっていた5秒を切り、日本男子歴代2位となるタイムを記録しています。
2025年の世界選手権では5.07秒を記録していたため、藤野柊斗選手は世界大会を経験しながら着実に自己記録を更新してきたことがわかります。また、練習では以前から4秒台を出しており、大会でも同じ動きを再現することを課題としていました。
藤野柊斗選手が重視しているのは、単発で速いタイムを出すことだけではありません。プレッシャーのある大会でも練習通りの動きを再現できる安定性を追求しており、4.99秒という結果は技術だけでなく精神面でも成長した証しといえそうです。
藤野柊斗の身体能力と強さの秘密
藤野柊斗選手の速さを支えているのは、壁を登る技術だけではありません。陸上競技のトレーニングを取り入れて磨いた脚力や、競技に適した体重を追求する肉体改造など、スピードに特化した身体づくりが大きな特徴です。
立ち幅跳び3m20と30mダッシュ4.15秒
藤野柊斗選手はスピードクライミングに必要な爆発的な推進力を高めるため、陸上競技のスプリントトレーニングも取り入れています。その成果を示す数値として知られているのが、立ち幅跳び3m20と30mダッシュ4.15秒という記録です。
藤野柊斗選手の強みは、下半身で生み出した大きな力を垂直方向の加速へ変えられる点にあります。スピードクライミングは腕の力だけで壁を登る競技ではなく、足で壁を強く蹴りながら身体全体を上方向へ運ぶ動きが重要です。
日本記録保持者の大政涼選手からも、藤野柊斗選手は序盤の高度な動きの後に加速する足さばきが速く、脚力が優れていると評価されています。



藤野柊斗選手が高校から大学へ進む中で世界トップレベルへ近づいた背景には、クライマーの枠にとらわれないトレーニングがあったのですね。
72kgから69kgへ体重を最適化
藤野柊斗選手は脚力だけでなく、上半身の筋力を高めるための肉体改造にも取り組んできました。以前は下半身に比べて上半身が細く、ホールドを引きつける力に課題があったため、オフシーズンには食事とウエイトトレーニングを組み合わせて体重を増やしています。
一度は72kgまで増量して筋力を高めた後、競技時には69kgまで絞り込みました。単純に身体を大きくするのではなく、パワーと軽さを両立できる体重を探した結果が69kgだったということです。
壁を速く登るには身体が軽いほど有利に思えますが、スピードクライミングでは強い推進力とホールドを引く筋力も必要になります。藤野柊斗選手は自分の身体に合ったバランスを細かく調整し、脚で蹴る力と腕で引く力の両方を高めてきました。4秒台へ到達した背景には、緻密な身体づくりも大きく影響しているのでしょう。
藤野柊斗の高校・大学まとめ
当記事では、藤野柊斗の高校や大学について紹介しました。藤野柊斗選手の出身高校は千葉商科大学付属高等学校で、幕張総合高校は主な練習拠点として利用している学校です。高校卒業後は東洋大学へ進学し、学業と競技を両立しながらスピードジャパンカップ優勝などの実績を残しています。
藤野柊斗選手は高校時代に世界ユース選手権で日本勢初となる金メダルを獲得し、大学在学中には4.99秒を記録して5秒の壁も突破しました。藤野柊斗の高校と大学をたどると、学生生活を送りながら世界トップを目指して成長してきた過程がよくわかりますね。
今後は2028年のロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を大きな目標に掲げています。藤野柊斗選手が学生アスリートから世界のトップスプリンターへどこまで飛躍していくのか、今後の活躍にも注目です。










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